コロナに関する会見をよくテレビで見掛けますが人が集まる環境を作っているので、zoomを使うとかで集まらないようにするか、せめてマスクだけでもしようよと思う今日この頃です。
<意味を変える>
さて、ものごとの捉え方を変える意識を持とうというお話しです。
欧州や米国でロウソク産業は、今も伸び続けている成長産業のようです。ご存知だったでしょうか。
電気のない時代、ロウソクは「明るくするため」の道具で重宝されてきました。
しかし電気が普及してからは当然ロウソクの機能は必要なくなります。そんな中でなぜ伸び続けているのか。
現在購入している方の目的を聞くと
「部屋でくつろぐ為」
「ロマンティックな雰囲気の為」
「ストレス軽減の為」などなど。
つまり、ロウソクの機能を明るくする為に使わず、暗くする為に使ってるんですね。
ロウソクの意味が変わりました。
(部屋でくつろいだり、ロマンティックな雰囲気は
部屋は少し暗くなっているはずです)
意味を変えることで売れ続ける面白い事例です。
おそらくこういったことはビジネスの世界ではたくさんあるはず。
他にもインスタントラーメンメーカーもこれで成功した事例があります。
1907年創業の小笠原製粉というメーカー。インスタントラーメン発売当初は大手メーカー参入もなく非常に好調のようでしたが、大手参入で一気に生産中止まで追い込まれました。
その後復活の要望もあり限定的に復活したようですが、今では完全復活しています。
復活の背景は様々ありますが、一つの大きな要素は売場を変えたこと。
インスタントラーメンをスーパー等ではなく、「おみやげ屋さん」に置き始めたんですね。
そこで売上が伸びていったということですが、
これはラーメンという食べ物からおみやげに意味
を変えたということですね。
おそらくパッケージを見られた方もたくさんいらっしゃると思います。
(下にリンク貼っておきます)
http://emmastyle.jp/articles/detail/480
少し目線を変えれば劇的に変わることは世の中にたくさんありそうです。革新的な発明はもう出切ったと言われますが、ものごとの捉え方を変えることで新しい価値を生み出すことは出来そうですね。
ぜひ日々の仕事でも参考にしてみてください。
僕も頑張ります。
お互い頑張りましょう!